nonaMe

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「少し痩せた?
…いや、やつれたのかな。
忙しいからってご飯適当にしちゃだめだよ?」


なんて言われたその日を境に頻繁に家に来てご飯を作ってくれるようになった。

すごくありがたい。

帰ったら美味しいご飯とあなたが待っていてくれる嬉しさ。

ずっと、死ぬまでずっと味わいたい、この宝物のような時間。


「…あのさ、ひとつお誘いなんだけど。
いっしょに暮らしてくれませんか?」





231120 宝物

11/20/2023, 10:59:49 AM