徒然

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良い事があった日はなんとなく「明日も良い気になる日がする」というプラスな思考を持てるのに、悪い事があった日は「明日もダメな気がする」と、マイナスな思考に陥ってしまう。
それが悪い事ではないと僕は思うが、人間どうしてこう後ろ向きに事を考えてしまうのか。
いつでも前向きにプラス思考で居られればどれだけ幸せだろう。今日はとっても良い日だった。きっと明日も良い日になる。そんな考え方が出来たら毎日明るいのではないだろうか。
しかし現実その考え方が出来るほど毎日が明るく幸せな日々ではない。悲しいかな毎日が暗く重たい辛い日々の積み重ねなのだ。
勿論そればっかりではない。楽しい事だってあって嬉しい事も起こり、1日を振り返った時に「良い1日だった」と思える日だってある。
だからこれは僕の体感なのだ。あくまで僕の主観による話。
ただ僕が今日1日を悪い日だったと結論付けているに過ぎないんだ。
本当は楽しい事も嬉しい事もあった筈なのに、それをその日起きた悪い事で掻き消してしまっている。トータルで悪い1日だったと、僕はそう結論付けているが本当にそうなんだろうか。悪い事が起こったのが良い事が起きた時よりも後だったからそう思っているだけではないか?今日起きた良い事は、今日起きた悪い事で掻き消される程のものだっただろうか。

1日を振り返った時。例えば良い事と悪い事との比率が同じだったとして勝つのはどっちだろう。
僕は悪い事、つまりは負の感情が勝つと思う。
恐ろしい事に負の感情というのは密度が大きい。同じ大きさだと思っていても、ずっとずっと大きく重たいものなのだ。
あぁ……なんと恐ろしい。負の感情が、暗闇が、良かった事まで掻き消してしまうなんて。
しかし、だからこそ良い事があった日は格別なのだろう。些細な事でも喜びを感じられるのではないだろうか。
専門的な事が僕にはわからない。わからないがそうなのだとしたら、毎日積み重なる悪い日も悪くないかもしれない。何故なら、それがあるからたまの良い日が更に良いものだと思えるのだ。
そしてきっと、明日も良い日になる筈だ、と。


#きっと明日も

9/30/2024, 5:38:01 PM