NoName

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そんなもの、私には必要ないと強がっていた。
上がっただけ沈むのが人生なのに
愛情なんて知ってしまった日には…考えるだけで恐ろしい、なんて。
だからあなたの目が初めて真っ直ぐに私を捉えたあの日、怖くなってあなたを突き飛ばした。
貴方は「ごめん」と潔く去っていこうとしたのに、
そんな後ろ姿を抱き締めてしまったのは他でもない私だった。
貴方が欲しいのか、貴方が持つ愛情が欲しいのか
私にはまだ分からない。

11/27/2024, 10:13:28 AM