君は頭ひとつ抜けていて
私にとっては辿り着けない存在
学力もトップ、運動もずば抜けていて
周りにはいつも人がいるほど人気者
幼なじみな私とは天と地ほどの差がある
私はたどり着くはずのない君の背中を追い続けている
でもね
君はいつも帰る時は私を誘ってくれる
そして放課後も毎回君から遊びに誘ってくれる
私なんかよりも一緒に帰る人とか
遊ぶ相手なんか沢山いるのに
疑問に思ったときそう君に聞いてみた
そしたらね
「だってさ!君ほど私を大事にしてくれる人はいないし、私が一番素で話すことの出来て心おける存在だから一緒いたいに決まってるじゃん!ずっと前から私は君の背中を追ってきたから、感謝してるよ!」
そう言ってくれた
私はひとつ後悔した
今まで私はたしかに君の背中を追ってきたけど
それはあくまでうわべだけのもの
つまり学力や運動、人気さだけだったけど
君が僕を尊敬してくれるように
内面を見てくれていたのだと思った
今ではそんな君の内面をとても尊敬している
(君の背中を追って)
6/22/2025, 4:41:30 AM