太陽には2つのイメージをもっている。
まず思い浮かぶイメージは「恵み」。
植物を育てるのには、水と同じくらい太陽の光が欠かせない。
植物が育つから、私たち人間も含めた動物たちは命を繋ぐことができる。
また、太陽を「生命の創造者」として信仰の対象とする「太陽崇拝」が古代文明ではあったという。
また、現代でも「ご来光」という形で、日の出をみることで様々なご利益があるとされている。
古代でも現代でも、太陽は私たちの生命や希望に恵みをもたらしてくれるものだと私は思う。
もうひとつのイメージは「孤高」だ。
太陽は恵みを与えるが、自らに誰も近づけることはない。
ギリシャ神話のひとつ「イカロスの翼」を初めとして、太陽は自分に触れようとするものを拒んでいるという印象がある。
また、私たちは太陽の恩恵を受けているにも関わらず、その姿を直視することはできない。
他者に「恵み」をもたらしながらも、他者を拒み「孤高」を貫く太陽。
眩しすぎて、近づけない。
ほんの少しでいい。光を和らげて、あなたに感謝を伝えたい。
8/6/2023, 2:25:55 PM