書く習慣:本日のお題「カラフル」
カラフルと言えばClarisの『カラフル』、『魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』のオープニング曲である。
しかし2回連続でアニメの話をするのも芸がないので、敢えてまどマギから離れて、私が特に好きな色彩関係について語ろうと思う。
「あなたは何フェチ?」と聞かれたら、私は「色フェチです」と答えるだろう。
特におしゃれが好きだとか卓越したメイク技術があるとかではない。すてきな色をずっと眺めていたい気持ちだけがある。父も私同様に色フェチである。私がお土産を買って実家へ帰ると、メインのお菓子などそっちのけで、袋や包装紙の色がいいと言っていそいそと仕舞い込んでいた。
桜井輝子先生という著者さんがいる。カラーコーディネーターさんで、私の大好きな配色手帖『世界を彩る色と文化』などの色に関する本を何冊も書いていらっしゃる方だ。単なる伝統色や慣用色だけでなく、オリジナルの色名や説明、数値(CMYK、RGB)を記載しているので、ツールで色を作るときに再現できて非常に助かる。
ブルー・ニュイとミッドナイトブルーなど、同じような色だけど並べてみると微妙に違う色だとわかる。どちらも深い紺色だが、スクショを撮って並べてみると、ブルー・ニュイの方が明るい。それぞれの色の説明には、
"Bleu nuit
ブルー・ニュイ(DIC)
夕暮れから真夜中が終わるまでの空に見られる青。"
"Midnight Blue
ミッドナイトブルー(慣用)
真夜中の空のような、暗く深い青色のこと。"
と書いてある。やはり、ブルー・ニュイの方が明るいわけだ。
桜井輝子の『配色手帖』を読んで、全ての色を暗記したわけではない。しかし、空を見上げて、自分なりに「この色を言い表すとしたら?」と考えることが増えた。
「今の空はヤグルマギクの色に似ている」
「日の出の金色の光が当たった雲と空の色に既視感がある。ディズニー実写版『美女と野獣』のベルの部屋に雰囲気が似てる。ロココっぽい」
などなど。こうして自分の思考を書き起こしてみると、『配色手帖』の写実的かつ詩的な表現力には遠く及ばないが、少しでも自分の思考体力を伸ばす点で、この習慣はよいのではないかと思う。
5/2/2026, 11:04:04 AM