何度も、何度も、惜しいすれ違いをしていた。
渡せるのであれば、
あなたに渡したいものがある。
でも未来であるはずの私は、
変わってないのだから、
きっと結局は同じ結末を迎えるんだろう。
それか、違う世界線の私が
別の未来で幸せになってるのかもしれない。
もしくは、その私は、
その幸せに気づいていないのかもしれない。
ああ、いずれにせよ、
過去を見ている今の私には
必要のないものなのかもしれない。
願わくば、
来世で一緒にならんことを。
#未来への鍵
1/10/2025, 4:19:11 PM