どこかにいる おばけ

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ここに綴っても続きが見えない文字たちに、なかったことしてしまいたいと言葉をそっとどこかに残して隠す
時効で消え去るといい

夏の日陰は好んで歩く。避暑地だ。
冬の日陰は避けて歩く。できるだけ温かい陽を。

日向は疲れる
日陰は虚しい

日向は暑い
日陰は寒い

日向は明るい
日陰は暗い

日向は温かい
日陰は涼しい



思い出すのは嫌なことばかりで
あぁなんでこんな人が…と思いかけて、今こうして生きられているだけで随分と恵まれたことじゃないか。衣食住揃っていて、なんの文句もないだろう。
そう言い聞かせる。こんなことばっかだ
世の中どうやったって糞みたいなことばっかで…でもだからこそ優しさや喜びが感じられて、そう思うとそんな糞にも感謝したくなる。

確かにそうだよ。そうだけどさ、もうそういうのいいよ。もうたくさんだ。お腹いっぱいで苦しいよ。
そんな感情から目を背けるために言い訳とか綺麗事並べて
そんなわけないじゃん
恵まれてるからなんだよ
恵まれてるから幸せだとは限らない
不幸と比べて幸だというのは苦し紛れだと分かってたんだ
糞はどうやったって糞でその事実は揺らぐことなくて、嫌なもんは嫌だよ

師匠がこんな風なこと言ってた。言い訳とか綺麗事とか全部引き算していって残った感情は本心で、そうやって本心を見つけて認める
こういうのが必要なんだよな多分

この師匠ブームもまたいつ終わんのかなとか
明日とか?笑


1/29/2025, 3:39:33 PM