詩(お題)『喪失感』残暑も厳しい九月の街をぬるりとオバケが駆け抜けてゆく失くした場所だけほこりが無くて喪失感だと誰かが言った喧嘩のような口づけを交わし動物みたいな情事の汗もあなたの居場所を消せなくて俺は朝から泣きじゃくる求めることが生きることなのか手放すことは死ぬことなのかあなたは笑って言うだろう「生きてるじゃない」会いたいんだ迷子の子供のように 笑
9/10/2024, 10:54:04 AM