「友達の思い出」 寒々、布団を被りながらパチっと音を立ててスマホを充電器から抜く。また、喋って喋って喋って喋る。お互いに相手の話に興味なんて無く、自分の話を聞く、都合の良い人間を呼ぶ、友達に酔う。陽が落ちたか落ちないか、それくらいの所から、何方かが夕食に呼ばれるまで。楽しく……楽しく……。何の中身もない会話の承認欲求を一対一で満たす為に。たのしく……たのしく……。
7/6/2023, 3:17:21 PM