防波堤に並んで座って海を眺めて。あの時はサイダーの味がした。小指と小指で手を繋いで歩いて、最後にバイバイって。きみの頬が紅色に染まってた。光を映し出してキラキラしてるきみの瞳に吸い込まれて。夏の青空も、緋色の夕空も、花火の咲く空も、どんな空を見てもきみとのキスを思い出してしまう。なんて、どうしてしまったんだろう。「空を見上げて心に浮かんだこと」
7/16/2024, 2:44:25 PM