あー何も文章が浮かばない。とにかく書かないと1円にもならない。手に力が入る。力こぶも出来ないか細い腕を見ると、空虚で無味乾燥な自分を自覚する。何でもいいからアイデアをくださいと手を合わせて、まねき猫貯金箱に祈りを捧げる。でも何も浮かばない。どうやら吾輩は猫に成れないようだ。今日も売れない作家の執筆活動は続く。空の貯金箱を揺らしながら。
10/7/2024, 8:29:24 PM