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よく寝る子供だった。
夏特有の籐のカーペットの上で、母親のリズムよく野菜を切る音を聞きながら、意識をおっことしていた。

そうして、夜ごはんの掛け声に飛び起きてはどうして寝ていたのか不思議に思ったものだ。
いつぞやの夏休みには、飛び起きて時計を見て、丸っと一晩寝てしまったと思ってラジオ体操に駆け出そうとしたこともあった。
(小学生のおさないこどもが読みやすいように、12時間表記のデジタル時計を使っていた。)

いまでも夕方にうとうとするのはその名残なのかもしれない(平日の残業疲れかもしれないけれど)。

カーペットも、もう随分古くなって、端がほつれ始めているけれど、今年も現役で頑張ってほしいと思う。
水拭きを終えたので、覚書とする。

6/24/2023, 8:20:31 AM