題名:ティーカップ
ふと気がつくと、紅茶は冷めていた。
私は一体、何を考えていたのだろう。
面白いこと?
楽しいこと?
悲しいこと?
寂しいこと?
おかしなこと?
瞬きすれば、考えていたことは吹っ飛んで、代わりにカップに入る紅茶を見つめて、また瞬きすると、また考える。
悩んでいるのかな?
ひそひそ聞こえるのは、私への偏見の声だらけで、静かにして欲しいけれど、そんなことは一言も言えず、また紅茶を見つめる。
そういやここ、喫茶店だった。
確かに私は変なことをしているかもしれない。
けれどそれは、心に留めておくものでしょう?
だって私、学校でそう習ったんだもの。
なのになんで大人達はそうしないんだろう?
私だけ大人なだけ?
それとも、私がおかしいだけ?
11/11/2025, 10:50:14 AM