溢れ出す言葉

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君と出会った時、私はまだ友情を知らなかった。
知らなかったから君と初めてで作った。
それから、少しずつお互いを知っていって、こうだよね?
そうだよね?って嘘っぽく形作って。
それでもやっぱり君が側にいてくれるだけで
嬉しかった。
本当に。
でも、分かったんだ。その後それがただの束縛だって。
その後その後流されるように私は壁の後ろに行ってしまった。
そしてやってしまった。
君にしてしまった。
気付かれることもなくただ友情を壊してしまった。
苦しかった、罪悪感で君の顔すら見れない。
君が寂しそうにしていた、だけど、
一瞬だった。
 それが嫌だったんだ。
君にとって私は、大勢の中の一人で。
変わりなんていっぱいいて。
違うんだって思いたかったよ、多分私の気持ちが重かっただけ。
でも、やっぱり寂しかったんだもん。
でもさ、君とまた何回も会って、気付けば私は自分を諦めていた。
君が正義で、私はただの悪で。
私は悪い子で、君なんて明るすぎるって。
そんな風に差別化して、なんとかやり切ってきたけど、
でも、本当は君と、ただ喋っていたかった。
おかしいよね?自分から壊しに行ったくせに。
君と、二人で嫉妬なんて忘れて、いや、
面と向かっていけたらきっと、今も君と…。
でもさ、やっぱり私のやったこと戻らないし。
だから、私は罪を償うために生きるし、
君の後ろで暗い影に生きてしまう。ああ
君が、憎い振りをしてたら、
君を本当に憎むはめになるなんて。
あんたなんてかっこ悪くてウザくて明るくて
私は、真面目で。遊びもせずに、いやそう振る舞って、
君との間に線を引いた。
君は何も悪くないよ。君がちょっと人気者だったから。
   私が嫉妬深いから。
   私はずっと、こじれたまま
   生きてるの

7/24/2023, 11:29:30 AM