虹の架け橋
虹の架け橋はどこにあるのだろうか。
先日可愛がっていたオカメインコを病気で亡くした。
大人になってもあれほどまでに、声をあげて泣くことはきっと後にも先にもないだろう。
頭ではもう居ないとわかっていても、どうしてもふとした瞬間に、視界の端々に、音の隙間に、存在を感じてしまう。
ペットは無くなったら虹の橋を渡ると聞く。うちの子はもう渡ったのだろうか。
一説には、虹の橋で飼い主を待つとも言われている。
うちの子は待ってくれているだろうか。だとしたら、私はその虹の橋を見つける事が出来るのだろうか。
この先何十年、気の遠くなる時間を待たせてしまう。
待ってくれているだろうか。
もう一度でいいから、その小さな身体を抱きしめて、たくさん撫でてやりたい。
頑張ったね、って。
虹の架け橋はどこにあるのだろうか。私はまだ探し始めたばかりだ。
9/22/2025, 8:42:27 AM