22時17分

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あの夢のつづきを紡ぎたい。
そうやって、どこかへやったプロットを探そうとした。
おでこに貼り付けた幻想不快なノッカーで、頭蓋骨をノックしようとした。
脳内に響き渡る幻音感。
甘い囁き、どら焼きを食べるやわらかい口当たり。なめらかさ。
プロットは見つからなかったが、別にどうでも良いと感じた。意識はそちらに傾きかけていた。

つまり、甘い囁きに傾いて、プロット通りにゆかなくなったのだ。だから、夢は途絶え、夢のつづきを所望するのだろう。

1/13/2025, 6:54:46 AM