天使が現れたのだと思った。あの日、ただ僕に微笑みかけてくれた彼女が、天使のように映った。いや、僕からすれば天使は彼女なのだ。ああ、一筋の光に照らされた僕の輝いた瞳といったら!だからこそ、僕の光である彼女が尊く、眩く、何より愛おしかった。だから、君がただの幻覚でも良かったんだ。
11/5/2023, 4:34:05 PM