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「もう終わらせたいんだ。」
そう言って君は屋上のフェンスを乗り越えて
涙を浮かべているのに、笑いながら落ちてった。

「_独りに、しないって言ったくせに」
嘘吐き、裏切り者、許さない

でも僕は君が居なくなってからずっと部屋に居た
「どうして僕を閉じ込めるの?」「僕の話も聞いてよ」
「ねえあの子は??会えないの?」「…つまんない」
ずっとずぅっと、閉じ込められて何年か過ぎて

「ねぇまだ僕はお外に行けないの?」
部屋に来てくれる女性と男性は何とも言えない顔で
「ごめんね、まだなの…」と「もう少しの辛抱だよ」と
あと少し我慢すれば良いだけなのに耐え切れないから
ごめんね、お姉さんもお兄さんも悪くないから
「あの子の所にいく方法!分かっちゃった!」
声を上げる。驚きに満ちた2人と部屋の外側。

「antnsbn」ーアナタノソバニー
そして、今。僕は〝終点〟を迎える。

8/10/2023, 9:01:40 PM