今年の始め、
長年暮らした人と、
離婚した。
2年の別居生活を経て、
別居の時
とりあえず持ち出せる
最小限の物を使っていたが、
離婚を機に
それらを、
ほとんど処分した。
足りないものは
少しずつ揃えて
行こう。
唯一、
いつも、
あるものがある。
学校。卒業し、
一人で暮らしていく私に
母から
おばあちゃんの知恵袋
と
言う、冊子を貰った。
生活に必要な
知恵を
いろいろ書いてある。
その冊子だけは、
いつも、
私の側にある。
片親の母に育てられ、
普段の生活の知恵は
教える暇がなかった母の
思いが
それに詰まっている
その思いを、
理解する時間が
かかった。
母が昨年亡くなり、
改めて母の思いを
身に染みて感じる。
おばあちゃんの知恵袋の冊子は
私に取って、
いつも、
側に
ある
大切な
宝物。
11/20/2023, 12:22:37 PM