瞳をとじて
瞳(瞳孔)の開閉は、自分では出来ない。不随意筋だからだ。脳からの指令で、眩しかったら閉じるし、暗いところでは開く。そして、死んでしまった人の瞳孔は開いてしまう。
だから、言うなら「瞼をとじて」なんだが、「瞳」という響きがきれいなのと、字面も良いので、いろいろな楽曲で使われてきた。
響きや字面は、やはり良いほうが良い。
でも、でも、だ!
そういった歌詞を観たり聴いたりするにつけ、毎回ギョッとしてしまう。
同じようなところで「食べれる」みたいな動詞の表現も、ちと違う。ら抜き表現というヤツだ。いまではほぼ市民権を得てしまい、アナウンサーでも使う人が居るし、歌にも使わている。拘っている私が、頭が硬いのだろう。歳だからな。言葉って、長いスパンで見ると変わってきているからね。
でも、どれも楽曲として立派に成立しているいい歌だし、気にしないで聴いていたら良いんだね。
1/24/2025, 3:33:48 AM