今日は珍しく定時で帰れた。
ちょうど夕日が沈んでいく時間。
電車に揺られながら窓から外を見る。
オレンジ色の太陽が沈んでいってる。
「綺麗な夕日…」
小声で呟いた。
きっと館の庭でラムリと見る夕日は何倍も綺麗なんだろうな…なんて考えながら。
電車の揺れに身を任せ、少し目を閉じる。
「綺麗な夕日だなぁ。」
沈んでいく夕日に照らされる赤い薔薇。
少しオレンジ色になってて綺麗。
「主様にも見てもらいたいな。」
今度オレンジ色の薔薇を主様に贈ってみようかな、
なんてことを考えながら沈んでいく夕日を眺める。
4/7/2024, 11:07:49 AM