アッサムの程よい香りが鼻腔を擽る。ティーポットから注がれる琥珀色のそれを見ている時間が至福の時だ。「はい、どうぞ」今日もあなたに愛を注ぐ。嬉しそうにカップに口を付けるあなたを見て、私も紅茶をいただく。ティーカップには魔法の薬。少しずつ、少しずつ愛を滲ませていくの。大丈夫、その時は私も共に逝くからね。
12/13/2024, 9:02:43 PM