仮フラワー

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刹那

私は中学3年生。
幼い頃からずぅっと運動するのが大好きで、陸上をバリバリやっていた。
その中でも大好きなのが"棒高跳び"跳べば跳ぶほど記録が伸びて、空中にいる時はまるで本当に飛んでいるかのようにも感じられた。

中学1年、総体で惜しくも記録に届かず敗退。
中学2年、努力の末、準決勝まで上り詰める。

そして今年。

今まで積み上げて来たもの、長いようで一瞬だったあの練習

この総体で最後。



会場に入るとたくさんの学校の生徒が来ていた。
友達を応援する人、家族、先生。
私の知り合いもちらほら来ている。

心臓の音がうるさい、何度来てもこの空気感には慣れない。

そうこうしているうちに競技が始まり、あと少しで私の番。

この待っている時間がとてつもなく長く感じる、あ...前の人引っかかってる...なんて考えてる場合じゃないのに。

          ピー!!!!

笛がなった。私の番だ。呼吸が浅い。心臓の音がうるさい。
冷や汗が止まらない。

これで"私"が決まる。

助走、そして、跳ぶ。

          ピー!!!

あれ...?終わり?終わりの笛がなった。私の横には

ハードルが落ちていた。

結果はハードルに引っかかり、初戦敗退。


これで終わりじゃない。次は高校を目指して練習を始める。

「私は諦めないよ。あなたはどう?」

4/28/2026, 2:29:16 PM