貴方が私の所に向かってくる。胸が高鳴った。思わず口が緩んでしまう。
「はい、これどうぞ。」
貴方の手には、1つのティーカップが入った箱が乗っていた。
「これ…どうしたんですか…?」
驚いた。まさか、プレゼントをくれるとは思わなかったから。
胸が高鳴る。自分の心臓の音がうるさい。けどそれぐらい
嬉しかった。貴方が口を開く。
「いえ、ただこのティーカップを見た時に貴方が
浮かんだんです。」
貴方の耳が少し赤くなる。なんで…ずるいよ。そんな答え…
まるで貴方が私の事を_ ううん。期待しないでおこう。期待
して勝手に落ち込むだけになるから。
「嬉しい…!ありがとうございます。一生大切に使います!」
けど嬉しいものは嬉しい。だって、好きな人からのプレゼントで喜ばない人なんていないと思う。
「良かったです。買ってよかった…。」
貴方が微笑む。その笑顔にまた、胸が高鳴る自分がいた。
家に帰って、その箱を開けてみる。
「わぁ…!」
それは1つの薔薇の絵が乗っていたティーカップだった。早速、お気に入りの紅茶を入れて飲んでみる。いつも飲んでるのより全然美味しい…。それはきっと、"貴方がくれた"という魔法が掛かっているから。
でも、一個気になることがある。それは何故、薔薇の絵で私が
浮かんだんだろうということだ。気になって私は、一輪の薔薇の花言葉を調べてまた。
「え…」
思わず声が出る。だって、一輪の薔薇の花言葉は…
"貴方に一目惚れ" だったから。
私の頭のなかに、沢山の考えが浮かぶ。花言葉を知っていて、
私にくれたの?それとも、ただ単に、私が薔薇っぽかった
から?答えは貴方にしか分からない。
けど…期待しても良いのかな___
テーマ ティーカップ
11/11/2025, 10:56:50 AM