ヨルガオ(短編小説)

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ずっと、友達だと思ってた。

これから先も。

「俺、お前の事が好きなんだ」

『……は?』

口から出たのは戸惑いと疑問。

これまで友達と思っていた人からの告白。

これほどまでに返事が困る事が世の中にあるんだと実感した。

彼を恋人として見ることが出来ない。

でもここで断ったら、もう二度と友達に戻らないんじゃないかと思う。

僕の友情は、彼にとっての恋情だったらしい。

『……僕達、友達じゃ駄目かな』

「……これから先も…か?」


ー友情ー

7/24/2023, 1:49:31 PM