影絵って、
要するに影じゃん。
その影が何を意味するかなんて、
本当はどうでもいいんだよね。
だって、
影なんて所詮、
光があたった結果、
一時的に出来上がったものにすぎない。
それを「形」とか「象徴」とか言って、
みんな過大評価しがちだけど。
例えば、
あなたが壁に手をかざして、
うさぎみたいな影を作ったとするじゃん。
でも、実際にはただの手のひらなんだよね。
そのうさぎ、
なんの意味もない。
ただ影ができただけ。
でも、そこに
「うさぎだ!可愛い!」とか、
「これ、何か深い意味があるんじゃない?」とか
言いたくなる瞬間があるんだよ。
みんなが「意味」を求めてるから、
仕方なくこじつけるみたいな。
影絵が本当に面白いのは、
その影が、
あくまで「影」だってことに気づいたとき。
影が消えたら、
ああ、そうか、ただの光だったんだな、って。
でもその一瞬、
あえてそれを信じてみることの面白さ。
結局、影絵ってさ、
光と影の遊びでしかないんだけど、
その遊びが、人間には結構好きみたいなんだよね。
みんな、自分の影に一喜一憂してる。
まあ、影絵ってそういうもんだよね。
影にこだわって、
結局光がすべて持っていく。
でも、それでもいいんだよ。
だって、影があるから光が輝くんだし。
影絵
4/19/2025, 10:39:32 AM