俺の世界は無色だった。こんなつまらない世界を生きてなんの意味になるのか俺は分からなかった。毎日毎日同じことをしてほんとにつまらない。そんな世界を生きていいことはあるのだろうか。そんな無色の世界から色をつけてくれたのはアイツだった。アイツは優しいと思う。いつだって俺を認めてくれていつだって俺を包み込むような優しさがあった。─────『無色の世界』
4/18/2024, 11:13:01 PM