「まだ知らない君」僕だけのものだとそう思っていたのに他の誰かの影に脅かされる日が来るなんて誰が想像しただろう古ぼけた写真の中で僕を見つめて微笑む君机から落ちたフォトフレームはガラスごと粉々に砕け散った遠くで耳鳴りがする静まり返った世界の中で淡々と過ぎゆく時間は僕だけを置き去りにする僕の存在が君にとって鏡の裏側に映る幻のように僕の心から君の存在が消え去ってしまったことを君はまだ知らない
1/30/2025, 12:57:01 PM