悠々

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まさに今日、君に愛を叫ぶ。
将来について話し合った、教室の隣の少し狭い準備室。広場で揺蕩って、微睡んで心地良い昼下がり。春の風が、すっかり暖かくなったベンチの上。冬の存在を消すように、枯れた木の葉を飛ばしていった。木漏れ日の優しさとゆったりとした君の声を隣で感じる。目を閉じれば、人々の声、車の走る音、風が空へ舞う感覚、愛しい君の手の温かさ。なんて幸せなのだろう。こんな一時がずっと続けば良いのに。いつも望むのは、君との平穏で愉快な日常。君に愛を伝える度、会えない時間が長く長く感じる。夜が全てを包み込むように、寂しいこの時間もいつか抱きしめられるのかな。君には本当にこの好きと言う気持ちが伝わっているのかな?君は本当に私を愛してる?不安になって、君からの愛が無性に欲しくなって、でも、君に会うとそれだけで満足して、不安だったのが嘘みたいだ。今すぐにでも通話して、君に好意を、愛を伝えたい。優しい君のことだから許して。
私は、声に出して愛を叫ぶなんて出来ないけど、言葉にしたら叫んでることにならないかな。君を抱きしめた時にでも愛を囁くくらいはしたいな。

5/11/2024, 1:05:50 PM