落ち葉の道
私の好きな木、ケヤキ
森にある公園の奥で見つけた大きなその木に、
私は心を奪われた。
悩みも不安も何でも包んでくれる、
重厚なこの木に私は体を任せて静かに目を瞑る。
秋になっていつものように彼に会いに行く。
公園から森に行く途中に、
赤や朱色に染まった落ち葉の道が出来ていた。
彼の一部を広い集めながら、その道を進む。
私の好きな木、私が恋した木
樹木性愛と言うらしい
この自然に包まれている感覚、
幸せに満たされる感覚のことだろうか。
落ち葉の道を進んだ先には、葉が落ちた彼が居る。
私は毎年、秋になればその落ち葉の道を進むだろう。
私の寿命が尽きるまではずっと。
11/25/2025, 10:24:09 AM