騒がしい子供

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ちょうど去年の9月ごろ
夏の終わりかけだった

あの頃に戻りたい

あの頃にしか彼らはいない

私にはいわゆる「推しグループ」というものがいた

推し始めたのは去年の12月ごろだった

推し始めた頃から動画を沢山見た

何度見ても飽きなかった

その頃、彼らの曲も聞いてみた

ちらっと興味本位で見ただけなのに

コメント欄は悲しみを嘆く者ばかり

だから私はそこグループについて調べた


彼らはもう居ないこと

別のグループだったり個人に別れてしまったこと

数ヶ月前に投稿がストップしている事実に気づきたくなかった。

こんな思いするくらいなら…

「推さなければよかった」

そう思ったが口に出せなかった


もちろん、周りの視線が怖かったのもある

ただそれは違う

彼らの存在を通じて大切な友達と出会えたからだ

だから安易に言えなかった

彼らのおかげで今が充実している

揺るぎない事実だったから

『推しは推せる時に推せよ!!』

これは大好きなグループの1人が言った言葉

もう居なくなるとわかっているのに

そんなこと言うなんてずるい

卑怯だ

推してる本人に言われるなんて思わなかった

だから、もう少し前向きに捉えようと思う

彼らが居なくなった…いや、

新しく再出発した今

私は誰を推すのか

過去の彼ら?

それとも今の彼ら?

どちらも選べない

推しは推せる時に…とは言うものの

終わりなんてない

過去も今もずっと推し続ける

推せる時というものは生きてる今なのだから

今を大事に、自分の選択でどう生きるか

自分次第で結果は変わるもの

これは意識の問題でもある

同じ状況でもどう捉えるか

それだけで歩む道は違うだろう

7/14/2025, 10:18:20 AM