―1年前―
記憶のある中で、1番楽しかったのは、
1年前だったかもしれない
毎日がとても楽しいと同時に、
苦悩も葛藤も沢山あったし、嘘だって
沢山ついてきたけれど
今の窮屈さよりかは大分と
居心地よかったはずだ
それなのに、そこに戻りたいかどうかと
言われれば、私は少し怖気づいてしまう
1年前の私はきっと、自分が如何に幸せなのか
1年後の自分も幸せで居続けられているのか
露ほども知らなかっただろうから
嗚呼!無知って怖いなぁ!未来って恐ろしいなぁ!!
なんて、叫んでみたくなる
いつまでもいつまでも、これはきっと夢なんだ
なんて、思い込んで終わりにせずには居られない
そんな自分もまた、情けないよな
昔の自分だって今の自分だって、
掛け替えのない、私の、一欠片なのに
昔の自分を否定するとか、
妬むとか、卑下するとか
今の自分を放棄するとか、
憐れむとか、諦めるとか
自分を蔑ろにするなんて、やるべきことじゃない
そんな考えを持つのもまた、自分自身だ
6/17/2023, 2:01:25 AM