僕には1つ上の兄がいる
「一緒に帰ろ〜」
「ごめん 友達に借りた
教科書返しに行くから先行っててー」
、、、あんな事言わなければ一緒に帰ってたら
兄は死ななかったのかもしれない
ピーポーピーポー
『 誰か!救急車!!』
『 子供がトラックにひかれたぞ!!!』
ハッ、、、ドクドク
朝だ、、夢か、、、
「一緒に帰ろ〜」
、、、大丈夫、、夢だから、、
「いいよ」
ハァやっぱりただの夢だっt
『 キャートラックが!!!!』
ドンッ ピーポーピーポー
こうして僕は何回も何百回も
このループを繰り返した兄を助けるために、、、
本当はもう気づいていたどうやっても
兄は助からないって
だから僕は、、、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~『 キャートラックが!!!!』
ドンッ
僕が代わりにトラックにぶつかってもダメだった
だったら僕はこの兄が死ぬという事実を
今この死ぬ直前までの姿を僕の記憶に残す
これが兄を助けなかった兄を見殺しにした
僕の唯一出来る兄への懺悔だ、、、
「繰り返した今日にさよなら、、、」
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解説
今回はループものにしました。
皆さんはこの結末をどう思ったでしょうか?
私はこれが1番な事だと思います。
兄の死ぬ姿を最後まで見る
人が死ぬ特に仲の良い人が死ぬ姿は
なかなかのトラウマです。
きっと夢にも出てくるでしょう。
主人公くんも兄への負い目からずっと
その事を後悔するでしょう。
兄がもし主人公くんの事を恨んでいた場合それは
主人公くんが精神的にきつくなるのは
嬉しいことでしょう
もし恨んでなかったとしても
主人公くんは死ぬまで兄の事を覚えてるでしょう。
兄は大切な弟に死ぬまで覚えて貰える
死ぬまで思われる。なんと幸せでしょう!
また全ての人に存在を忘れられた時が
人間の第2の死と言われているので
主人公くんが死ぬまで
兄は本当の意味で死んではいない
主人公くんが兄を生かしているという事になるのです
良かったですね!主人公くんが
願った兄を生かすという願いが叶って!
ps今回話長くてすみません、、、
2/18/2023, 5:38:50 PM