この命が燃え尽きるまで戦い抜く。
「さよなら、さよなら、、、さよなら」
燃え盛る炎の中、僕は氷に恋をした。消えて行く氷に。
稲妻が走る。僕を襲ったのは、氷。燃え尽きた筈の氷が向かって走る。僕は未だに過去に縋り付いていた。僕は僕として、生きたかっただけ。貴方は何故、生きているの。この命が燃え尽きるまで、戦うと言った筈なのに。瞳が冷たく突き刺さる。貴方は何故、熱くなっているの。冷たい貴方でいてほしかった。
ただ、僕は自分を失いたくなかった。それだけ貴方に伝えた後、炎の中で、僕は燃え尽きた。
続く(続きません)
9/14/2024, 10:15:34 AM