一般人

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ーあなたに届けたいー
夏休みが始まる前、親友の転校が決まった。
引っ越さなければならないそうで、
二学期からは遠く離れた学校に通うと、
夏休みの最初ら辺はまだこの地にいて、引越しの準備とかをすると言っていた。

親友との出会いは、私をいじめから救ってくれたことからだった。
長い間悩み苦しみ続けていた事が、彼女のおかげで一瞬にして解決した。
感謝と、尊敬と、大きな憧れからたくさん話しかけに行った。
彼女はとても眩しくて、輝いていて、とても優しいので、こんな私にもとても親切にしてくれた。
話すうちに段々と仲良くなって言ったのだ。

だからこそ、急に遠くに行ってしまうなんて、、

帰りのホームルームで突然それを言われたから、親友に問い詰めてしまった。
「なんで言ってくれなかったの」
「どこに行っちゃうの」
「どうして」
「どんな学校」
などと質問攻めしてしまって、親友は謝りながら、質問に答えてくれた。
「言ってしまったらいつも通りじゃなくなっちゃうかもしれないから、」
「隣の県の○○市に行くんだ、」
「親の仕事上場所がコロコロ変わるんだ、」
「市立の○○って所、セーラー服で可愛いんだ、」
そうだったんだ、まぁ仕方ないことだし…
親友の言葉を聞いて冷静を取り戻した。
…でも考えるとやっぱり寂しくなってしまう。
「夏休みはいつでも家においでよ!段々荷物は送ってくからつまんないかもしれないけど、お菓子ならたっくさんだしたげるから!」
親友は優しいな。
「ありがとう」
そう言って分かれ道でまたねを告げた。───

続きが思いついたら書きます。___🖋

1/30/2024, 1:16:47 PM