題名:白い吐息
はぁ。
そんなため息は白色に染まって消えた。
ほんの一瞬で、変わってしまうことを遠回しに言われている気分だ。
時間なんて、関係ないのだろうな。
ある日友達に聞いてみた。
「好きな人と親友がいたとして、どちらが大切?」
すると友達は、
「親友かな。でも私、好きな人いないから良く分からないけどね。」
と、苦笑した。
知ってる。親友が大切だよね。
じゃあなんで私の親友は好きな人を選んだのかな。
どうしても事実を認めたくなくて。
誰かが探偵のように私に真実を押しつけてくれたら、きっと納得できる。
そんなことは、一生ないだろうけど。
多分。
きっと。
おそらく。
十中八九。
だからまた、ため息を吐いた。
そして消えた。
その半透明な白い息は。
12/7/2025, 10:17:14 AM