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小さな命 物憂げな空 です

小さな命

「ストップ」
「わっ」
キミと公園を散歩していると、急にキミに腕を取られる。
「ど、ど、ど、どうしたの?」
突然のことに驚いて、ドギマギする僕に
「急にごめんね。ね、これ見て」
キミは下に向けて指をさす。
「あ、つくし」
キミが指さした先。そこに、小さいつくしが顔を出していた。
「つくしを踏みそうだったから」
「そっか、止めてくれてありがとう。小さな命も大事にしなきゃね」
「うん」
小さな命を踏まないように、その後は足元を確認しながら散歩したのだった。


物憂げな空

「あー、余計に気が滅入りそう」
仕事に行くため外に出ると、物憂げな空が広がっていた。
昨日ミスして、それじゃなくても行きたくないのに、余計に行くのが憂鬱になる。
「休んじゃおうかな」
そんな気分になったけれど
「いや、今日行かないと、行けなくなりそう」
気持ちを切り替え前を向く。
「私の代わりに、空が物憂げになってくれてるんだよね」
暗い気持ちを空に託し、仕事へ向かうのだった。

2/26/2026, 8:49:20 AM