NoName

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旅路の果てに

風が背を押すたびに
私は少しずつ 誰かを置いてきた

砂に埋もれた約束
雨に流れた言葉
それでも 歩みは止まらなかった

見送る背中に 言えなかった「ありがとう」
振り返るたび 胸に残る「ごめんね」

旅路の果てに 何があるのか
誰も知らないまま それでも進む

地図のない道を選んだのは
誰かのためじゃなく
私自身のためだった

そして今
ひとりで立つこの場所に
静かな誇りが そっと芽吹いている


眞白あげは

2/1/2026, 3:54:00 AM