NoName

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 友達との帰り道、
   キンモクセイの匂いにあの人を思い出す。

  曲がり角で友達と別れた後、1人になった私はなんとなく寂しい気持ちになり空を眺めた。

私を置いてどこまでも遠くへ行ってしまうような、
高く広い空が私には眩しすぎて、私はまた前を向きただただ足を進めた。


「秋晴れ」

10/18/2024, 2:50:15 PM