弥梓

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『沈む夕日』
※BL 二次創作


 青空を赤く染め上げながら、太陽がゆっくりと沈んでいく。
 それを見ながらきみがぽつりと「お前みたいだな」と言った。
 僕の髪の毛が赤いから、ただそれだけなんだろう。僕に聞かせるつもりもなく、自分が口に出していることにすら気がついていなそうだ。
 だから僕は何も返事をしなかった。
 静かに心の中でただ願った。
 これから先もずっと、きみが夕陽を見るたびに思い出すのが、僕ならいいのに。
 青空を見上げるたびに、ぼくがきみの青い瞳を思い出すように。

4/7/2026, 2:11:46 PM