星空の下で君を待った。まだかなぁ、早く来ないかなぁと白い息を吐きながら玄関先で手を擦っていると、遠くで流れ星が見えた。あっ、と思っているうちに消えていき、願いを考える時間さえも与えてくれなかった。でもいいんだ、今になって思いついた願い事の1つはもう、叶うから…。「お待たせしましたー。牛丼大盛りと豚汁です。」星空の下、バイクに乗せられたキミを出迎える。流れ星はいらない、スマホと財布さえあれば。
4/6/2024, 2:26:33 PM