気まぐれたれば

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一本道のレールが敷きてある

物心ついたときからうっすら見えた
地元の友達とは違う学校
受験をした頃からはっきりと見えた
僕の前に敷かれた直線

小学校から中学校にあがったとき
友達がガラッと変わった
全く馴染めなかったけど道を進んでみた

大学に入学したとき
友達を作る気が起きなかった
一人で学校生活を過ごすことが増えた


一本道を振り返る
レールから落ちないよう支えてくれた両親
いつの間にかいなくなっていたことに気づいた

僕の中の入道雲がレールの上を覆う

6/30/2024, 2:16:26 AM