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我が家では夏の終わりに安くなった高級素麺を箱買いする。
私個人の強い希望で。

私はとにかく素麺が大好きで、茹でるのも苦にならず、季節問わずに食べていたい。
春も秋も冬も、素麺を食べている間は心だけ夏に戻る。
桜が咲いても紅葉しても大雪になっても、素麺を茹でれば夏の暑さが甦る。
素麺が運んでくる夏の記憶。

『終わらない夏』

8/17/2025, 11:52:48 AM