幸せについて
幸せは
笑顔の数ではなく
拍手の数でもない
目を伏せたまま
深く息を吸える夜のこと
理由を探さず
眠りにつけること
誰かの期待から
一歩だけ離れて
それでも
ここにいていいと思える瞬間
直さなくていい
役に立たなくていい
説明もしなくていい
ただ
壊れずに
今日を終えられた
それだけで
幸せは
達成ではなく
通過点でもなく
生きる重さが
一瞬だけ
床に置かれる感覚
明日が
少し怖くても
それでも
布団に入る理由が残っていること
幸せは
静かで
名もなく
気づいたときには
もう通り過ぎている
それでも
確かに
そこにあったと
あとから分かる
幸せとは、
ずっと笑っていることでも、
正しく生きることでも、
救われることでもありません。
幸せとは、
明日も生きてみようと思える理由が、
ほんの一つ、残っていること。
それを
幸せと
呼んでもいいと思う
1/4/2026, 12:25:41 PM