無気力

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【待ってて】


追いつけない。あの子に追いつけないなんて、何を今更。
あの子が努力家だなんて知ってたはずなのに。常にひたむきに頑張っているのを知ってたのに。

太陽みたいに笑うから、太陽みたいに包み込むから、もう居ないあの人のようにひどく優しいから。
その柔らかくて暖かい笑顔に、瞳の奥が焦がれるように焼かれてしまう。この優しくて暖かい子を、私は守らないといけないから。

そっちに行くことを、きっとあの人は待っててくれるだろうし、それを止めるような人ばっかりだから、土産話を楽しみにそこで待っててほしい、だなんて。
本当は、誰にも届かないのに。

2/13/2026, 2:48:12 PM