「ルール」に対してどういう態度をとるかは、文化によって全く違う。
ルーズ/タイトの二種類に分けてその文化の違いを考えることができる。
って内容の本をたまたま読んでいたところだった。ミシェル・ゲルファンド『ルーズな文化とタイトな文化』
「タイト」は従うべきルールが決まっていることが望まれる文化。
「ルーズ」は自由や自律を良しとする文化。
「タイト」な集団は、同調性に優れていて、誠実性が高く犯罪率が低く清潔だ。けれど排他的で因襲的になりやすい。
「ルーズ」な集団は、多様性や変化に寛容で、創造性が高い。けれど協調性に欠け衝動的で無秩序になりやすい。
タイトさとルーズさはトレードオフで、ある集団が、或いはある人がタイト/ルーズになる事には生き残りのための理由がある。
今の自分はルーズ/タイトどっち寄り? 今居る場所はどっちの文化? そうなったのはなぜ? 目の前の問題に対処するのに必要なのはどっちのマインドセット? って考えてみるのも面白いかも。
(ルール)
4/24/2023, 5:20:45 PM