ひとりきり
後は任せた
貴方に託す
先に行ってろあとから追いつく
よく言われる言葉
世界の危機だとか強大な敵と戦うときだとか
いつの間にやら仲間を置いて進むことになり
最後はひとりきりで立ち向かうことが多い
自分は強いと自負している
誰にも負けない自信もある
でも
それでも
最後まで共にいてほしいというのは
隣で一緒に戦ってほしいというのは
これほどまでに叶わぬ願いなのだろうか
ひとりでだって戦えるけれども
誰かに支えてもらいたいというのは
自分には過ぎたる願いなのだろうか
一人敵の屍の前にひとり佇む
今日もやっぱりひとりきりで勝てた
当然だ当然のことなのに
少しさみしいのは何故だろう
【あたり前の光景】
9/11/2025, 3:19:02 PM