かくもの

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ただ君だけ:



あたたかな陽が射し込んだその場所に。

薫る風に振り向いたその先に。

眠る前のまどろみの、夢と現のその間に。

そこにただ君だけがいてくれれば、それだけでじゅうぶんだったんだ。

5/12/2025, 12:18:45 PM