宵風に吹かれたい

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光と霧の狭間で、俺は一体何を考えただろう。
光がこちらだと叫んでいるのに、俺は先の分からない霧へ向かう。
未来が良く見える光は、安定で幸せなんだろう。
霧の世界は何が起こるかわからない。でも、俺はそれが良いんだ。

全てが順調で平坦な未来より、少し先がうっすらと見えるような、それでも転んでしまうかもしれない世界に飛び込みたい。

光と霧の狭間は運命の別れ道。

もっと、もっと、ワクワクしたい。

そんな俺は霧の世界へ一歩進んだ。

10/20/2025, 9:18:23 AM